オーデマ ピゲのロイヤル オーク RD#3 第二弾に37mmが登場
- 2024/07/09 11:18
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オーデマピゲ スーパーコピーが、ロイヤル オーク フライング トゥールビヨン エクストラ シン(RD#3)の新バージョンを発表しました。2022年4月に発売された39mmの“ジャンボ”モデルに続き、ブランドのノウハウのリミットをさらに押し進めた37mmのアニバーサリーモデルです。マニュファクチュールがこのように小さなサイズにフライング トゥールビヨンを搭載したのは初めてのことで、細めの手首の方々へ届けられます。この挑戦を可能にしたのは新ムーブメント、トゥールビヨン エクストラシン オートマテックのキャリバー2968。厚み3.4mmで手仕上げの装飾は伝統的であると同時に、コンテンポラリーでもあります。新鮮なプラムカラーのダイヤルと革新的なエスケープメントシステム。高度な技術とデザインのディテールが美しい洗練されたタイムピースです。
革新的なエクストラ シン フライング トゥールビヨン ムーブメント
この最新のイノベーションの中心にあるのがキャリバー2968。5年をかけて開発された自動巻きエクストラ シン フライング トゥールビヨン ムーブメントです。マニュファクチュールの時計師たちが実現した技術的快挙は、これまで41mmのケースに限られていたコンプリケーションを、さらに最新のエスケープメントを備えたフライング トゥールビヨンとして39mmケースに搭載し、さらに今回37mmのケースにまで搭載したことです。スペースが小さくなったため、自動巻きフライング トゥールビヨンは、オリジナルのプロポーションを保ちながら部品の配置を変えて厚みを減らすなど、根本的に設計を見直すことが必要でした。今回初の周辺駆動を採用しボリュームを減らしたトゥールビヨンキャリッジはチタン製。この二つの要素によりトゥールビヨンにエネルギーを滑らかに伝えられるだけでなく、キャリッジを薄く軽やかにすることができました。新しいエスケープメントは振動幅の大きいオシレーターに接続し、信頼性、エネルギーの効率性とウォッチの高い精度を実現しています。
さらにトゥールビヨンとムーブメントが見えるよう、オーデマ ピゲのエンジニアたちはメカニズムの設計を根本から見直しました。裏側のブリッジはオープンワークとし、メカニズムの部品と綿密に計算された対称的な配置を見ることができます。ダイヤル側ではテンプのアームの形状と位置を見直したことで、ウォッチの心臓部の目くるめくような鼓動を見ることができます。ムーブメントの設計では、フライング トゥールビヨンをダイヤルの表面に出すことにより、ガラスごしに強力なビジュアルを演出しています。
サファイアケースバックを通して見えるムーブメント部品の手仕上げの装飾は、へこみ角の伝統的な美しさとダイナミズムを際立たせ、地板とブリッジでは伝統的なコート・ド・ジュネーブの代わりにモダンなヘアライン仕上げが施されています。透かし彫りされたブリッジはロジウム加工で仕上げ、ピンクカラーのメカニズム部品との美しいコントラストに輝いています。
開発ディレクターのルカス・ラッジは次のように語っています。「私たちの最初の目標はフライング トゥールビヨンを“ジャンボ”のサイズに合わせることでした。次に、同じキャリバーを37mmのケースに合わせることでした。サイズの制約によりトゥールビヨンのキャリッジを根本から見直し、新しいエスケープメントを開発しました 」
AUDEMARS PIGUET(オーデマ ピゲ) 2022新作 オーデマ ピゲのロイヤル オーク RD#3 第二弾に37mmが登場
“ジャンボ”のコードにインスパイアされた洗練されたデザイン
RD#3の第二弾は、サイズはより小さいながら、2022年始めに登場した“ジャンボ”のダイヤルのデザインコードを継承しています。新鮮なプラムカラーのプチタペストリーダイヤルはCVD(化学蒸着)加工で仕上げられ、全てのダイヤルの均一で明るいカラーは時が経っても変化しません。
1972年のオリジナルモデルにインスパイアされ、ベニュワール型のインデックスと針は暗い場所でも良く見えるよう、蓄光処理が施されています。オーデマ ピゲのシグネチャーは分目盛と同様にタペストリーの上に白で印刷されています。6時位置で回転するフライング トゥールビヨンのチタン製キャリッジがプラムカラーのダイヤルによく映え、軽やかで目くるめくようなコントラストをアピールしています。
この手仕上げのステンレススティールケースとブレスレットの37mmバージョンは、“ジャンボ”とは少し異なり、2022年始めにロイヤル オークモデルの多くに採用されたデザイン進化を取り入れています。幅広のポリッシュ面取り、テーパリングしたコマが全体のシルエットをしなやかに仕上げ、エルゴノミーも向上しました。
ロイヤル オーク 50周年記念のローター
ロイヤル オーク フライング トゥールビヨン エクストラ シンはセントラルローターを採用しています。ボールベアリングを使い、2つのインバーターにより双方向の回転による巻き上げを行います。ロイヤル オークのアニバーサリーに向け特別に開発されたこのローターは22Kピンクゴールド製、ロジウム加工仕上げで、50周年のロゴとオーデマ ピゲのシグネチャーが彫り込まれています。ステンレススティールのケースとブレスレットのカラートーンに合わせたコレクションのトレードマークであるポリッシュとサテン仕上げの組み合わせは、サファイアケースバックを通して見ることができます。
AUDEMARS PIGUET(オーデマ ピゲ) 2022新作 オーデマ ピゲのロイヤル オーク RD#3 第二弾に37mmが登場
技術革新の伝統
1986年、オーデマ ピゲは世界初の自動巻きトゥールビヨンウォッチを発表しました。ジャクリーヌ・ディミエのデザインによるこのウォッチは、トゥールビヨンのエスケープメントを初めてダイヤル側に配置していました。キャリバー2870を収めたのは厚さわずか5.3mmの極薄ケース。チタンのトゥールビヨンキャリッジは径7.2mmと世界最小レベル、重さわずか0.123gと世界で最軽量レベルです。このモデルはエジプト神話の太陽神にちなみ、別名自動巻きトゥールビヨン ラーとしても知られます。ジャクリーヌ・ディミエは小さなレギュレーターに太陽光線のような外観を与え、ダイヤルに光線が輝くかのようにデザインしました。このコンプリケーションウォッチは1992年まで401本が製造されました。オートオルロジュリーに新たな道を開き、トゥールビヨンウォッチを始めとする品格高いメカニズムの復活に貢献しました。
ジャクリーヌ・ディミエがデザインしたその30年後、マニュファクチュールは定評のあるイノベーションの継続に光をあてたR&D(研究&開発)モデルのシリーズを発表します。2015年、最初のプロトタイプ RD#1 ロイヤル オーク コンセプト ミニッツリピーター スーパーソヌリを発表しました。スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)、時計師、エンジニア、音楽家、音響専門家などのエキスパートからなる専門家集団とともに行った8年に及ぶ研究の成果であるこのウォッチは、スーパーソヌリテクノロジーを搭載しています。3つの特許をもつこのシステムはソヌリのメカニズムと革新的なケースの構造を組み合わせ、音響効果、音量、美しい音色という全ての点において大きな進歩をとげています。同年のSIHHで発表されたRD#1に続き、マニュファクチュールはその翌年商品化されたロイヤル オーク コンセプト ミニッツリピーター スーパーソヌリを発表。このモデルは2016年のジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリ(GPHG)の「優れたメカニズム」カテゴリーでグランプリを獲得しました
2019年、オーデマ ピゲは41mmのロイヤル オーク パーペチュアルカレンダー ウルトラ シンを発表しました。その革新的なプロトタイプは前年、RD#2の名前でSIHHで発表されています。このカレンダーウォッチはケース厚が6.3mmで、ムーブメントはわずか2.89mm。当時世界で最も薄い自動巻きのカレンダーウォッチでした。ここでの技術的進歩は、通常は3層に分かれているカレンダー機能を一層にまとめて配置したことです。マニュファクチュールのエキスパートたちはさらに二つの特許を取得したイノベーションを達成。月末デイトのカムをデイトの歯車に一体化させ、月のカムを月の歯車に組み合わせました。コンプリケーションウォッチの歴史に新たなページを開いたロイヤル オーク パーペチュアルカレンダー ウルトラ シンは、2019年11月のジュネーブ・ウオッチメイキング・グランプリ(GPHG)で、全カテゴリーを通じて最優秀とされる「金の針」賞を獲得しました。
2022年、ル・ブラッシュのマニュファクチュールは、このロイヤル オーク フライング トゥールビヨン エクストラ シンで新たな技術的進歩の成果を発表しました。これまでの革新の延長上にあるRD#3の二つのリファレンスは新キャリバー2968を搭載し、ロイヤル オーク 50周年記念へのオマージュとして革新的技術と洗練されたデザインを融合させています。
※ロイヤル オークは、引き続き入手困難な状況が続いておりますのでご了承ください。
Royal Oak Selfwinding Flying Tourbillon Extra-Thin (RD#3)
ロイヤル オーク フライング トゥールビヨン エクストラ シン (RD#3)
Ref:26660ST.OO.1356ST.01
ケース径:37.0mm
ケース厚:8.1mm
ケース素材:ステンレススティール
防水性:5気圧
ストラップ:ステンレススティール、APフォールディングバックル
オーデマピゲ コピームーブメント:自動巻き、Cal.2968(自社製)、約50時間パワーリザーブ、毎時21,600振動(3Hz)、33石
仕様:時・分表示、フライング トゥールビヨン、「プチタペストリー」模様のプラムダイヤル、蓄光処理を施したホワイトゴールドのアプライドアワーマーカーとロイヤル オーク針、シースルーケースバック
価格:要お問い合わせ