男女関係の基本ルール


相手と違う面があったら妥協する。


違うところがあれば、ある程度は改めるのが得策といえる。
もちろん、型が型になったり、型が型になる必要はない(それはできない)が、ほどほどのところで妥協する余地はおおいにある。
しかも、自分に無い性向を発揮できるようになればなるほど、盲点も少なくなる
。 たとえば、型は相手の話しに耳を傾けたり、型的な活動をする時間をふやすように心を配るべきだ。
また、型は愛情から怒りまで自分の感情をもっとおもてに表すようにする。
型は(目先の雑事が気になっていても)将来について積極的に夢を語り、型はたまには家の中の実際的な事もやるようにする。
型は感情を少しおもてに表し、型は相手の要求ばかり聞き入れず、自分の要求も主張できるようにする。
そして、型は予定にないことを「計画」し、型は明日にしようと思っていたことを一日に少なくとも一つはやり終えるようにする。

どうしても譲れないところは譲らなくてよい。


妥協すると同時に、無理やり押し付けられたという感じを持たせないために、どうしても守りたい線は守る余地を残しておくようにすべき。
たとえば、型は罪の意識を感じないですむ程度に、一人でいる時間が欲しいと言うべきであり、その時間を型の相手に押し付けてはならない。
型は、型が一人で過ごしているあいだに、パーティーにでも行けば良いし、 型を「ほったらかしにしている」という罪の意識を持たずに好きなことができる。
たとえば夜に、型は本を読んだり、のんびりくつろいだり、早く寝たいかもしれないし、型は寝る前に「片づけ」を済ませておきたいかもしれない。
お互いにそれを認めれば、型は手伝わないのを悪いと思わずにすむし、型は片づけ魔と嫌がられずにすむ。

金銭感覚ーあなたは節約タイプ、浪費タイプ?


金銭に対する態度にもタイプの違いが表れる。
証券会社の社員を例にとると、ISTJ(内向・現実・思考・規範)型は投資家のお金の運用のしかたがもっとも慎重で、金額は小さいが確実なもうけを生む。
ESTP(外向・現実・思考・柔軟)型とENTP(外向・直感・思考・柔軟)型がもっともばくちを打つタイプで、運用額もいちばん大きければ、もうけもいちばん大きい。
他の社員と比べて明らかに成績はよいが、運用に失敗したときの損失もいちばんおおきい。
型と型は、目的に合わせて金額の「端数を四捨五入する」傾向がある。
たとえば、19、800円の物を買ったとき、すごいと感心させたければ2万円というし、たいしたものじゃないと思わせたければ、1万9千円という。
また、型と型はお金について自慢する傾向があり、財政の問題を赤の他人にもあけすけに話してしまいがちなにで、よく型や型を当惑させる。
型は総じて、お金の持つ可能性や限界について、現実的な金銭感覚を持っている。
型や型や型が、ことお金の話しになると、「なんだって比較問題だ」という態度を取るのを見ていらいらする。
型はあまり金銭に執着しない。お金は人のためになることに使うべきだと思っている。
公務員をはじめ、たいていは給料の安い、人のためになる仕事を選ぶのも、偶然の一致ではない。
型は、財務計画とか財務管理になるとひいでているが、財政問題には型のほうが対応がよく、独創的な解決方法を見つける。
型、とりわけNP(直感・柔軟)型は、税金の申告の時期が近づいてから大騒ぎする傾向がある。
それにひきかえ、SJ(現実・規範)型は早めに申告をして済ませてしまう。
ほとんどどんな支払いについても、こうした行動がみられる。

あなたにユーモア感覚はあるか?


冗談やユーモアにもタイプの違いが表れる。
型は人を笑い、型は自分を笑う。
型は現実のばからしさを笑い、型は人生の一見なんの関連もなさそうなところにたのしさをみつけ、なにより語路合せがうまい。
型は実際におもしろいことがあったときに笑う。型は親密な関係を笑うので、ときにぎょっとさせられる。
型は効果的な冗談をいい。型はちょっとした気のきいた冗談や当意即妙の会話にたけている。
型は人の冗談を聞くよりも自分が言うほうだ。
語路合せや俗謡になると型の独壇場である。
言葉そのものにユーモア感覚があるのは型だ。
型は性や人種を冗談の種にする、どちらかというと不快なユーモア感覚の持ち主である。
型はそうしたユーモア感覚を(悪いと感じながら)笑い、温かく楽しい冗談を好む。
気味の悪いユーモアとなると型と型の得意中の得意である。
冗談がうまいのはEJ(外向・規範)型で、次いでIJ(内向・規範)型である。
ちょっとした気のきいた冗談や、状況に応じた当意即妙のユーモアとなると、EP(外向・柔軟)型がいちばんで、次いでIP(内向・柔軟)型である。
もっとも感傷的で理想主義のユーモア感覚の持ち主はNF(直感・情緒)型だ、自分の理想に合わないユーモアにはそっぽを向く。
一方、だじゃれやなぞかけの名人はNT(直感・思考)型といえる。
文句を言いたくなるような悪い冗談を言うのもNT型だ。
SP(現実・柔軟)型は冗談を言うにも実利派である。お返しをする楽しみがあるので、冗談を言われても気にしない。
もっとも耳障りな冗談を言うのはSJ(現実・規範)型、とくにSTJ型である。